火曜日, 12月 8th, 2020

それまで海外旅行の経験は無く、当時、遠距離恋愛をしていた彼に会うため初めて一人で海外へ行きました。平日は彼も仕事があったので、私はのんびりカフェで映画を見たり、マンハッタンの街を散策したりショッピングしながら一人で過ごし、土日は彼と一緒にニューヨークの観光名所へ出かけました。時期は9月末?10月中旬までの約3週間の滞在で、有名な所へほぼ行く事ができました。

ニューヨークは地下鉄網が発達していて、東京と同様にほとんど電車で移動が可能でした。なので、旅行中の移動手段は主に電車で、空港への往復にUberタクシーを利用しました。
ツアーには参加せず、日本で旅行本を買い込んで行きたい場所・食べたい物などを自分でリサーチしてから行きました。

最も行きたかった”自由の女神”を見に行く事もでき、間近で見るとその大きさに圧巻でした。また映画「ナイトミュージアム」の舞台となった”アメリカ自然史博物館”へも行きました。入場料は寄付制で$1~22の中で自分で設定して支払います。また午後5時?閉館までの間は無料で入場できました。日本語のパンフレットや有料音声ガイドもありました。映画に登場したモアイ像を見つけた時はテンションが上がり2ショットを撮りました。

滞在中はカップケーキを3M4箇所で食べ比べ、個人的に一番美味しいと感じたお店は「GEORGETOWN CUPCAKE」でした!バタークリームが甘過ぎず舌触りも滑らかで、スポンジケーキもフワフワで美味しかったです。ハロウィン時期だったので、オバケや蜘蛛の巣などの飾りも可愛かったです。

ニューヨークの地下鉄では、普段東京では考えられない光景をたくさん目にしました。電車内で普通に電話もするし、向かい側の人や見ず知らずの人ともお喋りで盛り上がったりして楽しそうでした。電車内での演奏や歌は日常茶飯事。ある時はラテン系の方々が大人数で様々な楽器を持って演奏し始めました。

徐々にその車両全体へ広がっていき、乗客を巻き込んでの大演奏会に遭遇した事もありました。陽気なラテン音楽に合わせて踊り出す人もいて…見ているだけでも楽しかったのを覚えています。また、プロ顔負けの上手な歌とギターを披露してくれたお姉さんにも遭遇した時は、初めてチップを渡しました。素敵な笑顔でお礼を言ってくれて、嬉しくて今でも良い思い出です。

演奏だけでなく、大きな家電やおもちゃを抱えて「誰か買いませんか??」といきなり販売をするおじさんや、日常の不満を車両に乗っている乗客に向かって演説を始めるお兄さんもいました。ニューヨークの電車内は、個性豊かな人が多く、飽きない時間を過ごさせてもらえました。

 

一人で街中を歩く時は”観光者”とあまり分からないように自分なりに気をつけていました。ある日の夕方、仕事終わりの彼を待っていると、いきなり若い男性がペラペラと何か話しかけてきました。私が「??」という顔をしてすぐにその場を離れると、近くに連れの男性がいて二人でコソコソ話しながら帰って行きました。

何かペアになって動いていたのかどうか分かりませんが…この時ばかりは英語が聞き取れなくて良かったと思いました。また、滞在中は地下鉄で移動していたのですが、電車が駅に到着する直前、いきなり行き先変更のアナウンスが入り早口の英語が聞き取れず「何て言ったんだろう…まぁいっか」と呑気に乗っていたら、目的地と全く違う所へ行ってしまった事がありました。

それからは電車のアナウンスを注意深く聞くようになりました。また、空港の入国審査で税関申告書を見せた時に、裏面に持ち合わせの金額を記入してと言われ、焦って「$50」と書いてしまい審査官に「あなた3週間もいるのにたったの$50だけ?!」と言われて急いで書き直しました。裏面に前もって記入しておけばよかったと思いました。